0001朝一から閉店までφ ★
2018/04/04(水) 10:53:45.18ID:CAP_USER「鋭い論評、弱者の味方」
ユーモアと歯に衣きぬ着せぬ語り口――。北海道で幅広く愛されたラジオパーソナリティー・日高晤郎さんが亡くなった３日、長年、一緒に番組を作ってきた関係者やファンの間に悲しみが広がった。
(写真)
「ウィークエンドバラエティ日高晤郎ショー」の生放送中にポーズをとる日高さん（２０１７年８月、札幌市で）＝ＳＴＶラジオ提供
日高さんがメインパーソナリティーのＳＴＶラジオ「ウィークエンドバラエティ日高晤郎ショー」は毎週土曜日に公開生放送で、時事問題や芸能、音楽などを取り上げ、幅広い世代に人気だった。
本人は「マイクの前で死にたい」と公言していた。悪性腫瘍を患い、２月に手術を受けてからやせていった。
旭川市豊岡の農業田口一昌さん（５３）は２０年来、農作業をしながら番組を聴いていた。「裏表なく、はっきり論評するところが弱い人の味方のようだった。（番組で手術をしたと聞き）良くなったと思っていたので、とても残念だ」と話した。
日高さんは３月２３日には札幌市で、構成や演出、司会を務める歌謡ステージに出た。翌２４日の番組では声を振り絞って「ようへい！」と、中継リポーターのパーソナリティー・ようへいさん（３９）の名を呼んだ。
ようへいさんは「奇跡が起きて回復するのではと思ったが……。大切な人を亡くした」と肩を落とした。
この日の声に張りがないため、次回は休むよう伝えた同社の村上雅志・編成制作部長（４９）は「大きな財産をなくした」と沈痛な面持ちで語った。
日高さんは歌手の天童よしみさんと親交が深く、全国に知られていなかった天童さんの曲を番組で度々流した。
天童さんの事務所によると、今月１日、日高さんは電話で天童さんに「日本一の歌手に出会えてよかった」と話した。天童さんは「非常に残念。もう一度、一緒にラジオに出たかった」と話しているという。
番組ディレクターの大島康孝さん（４７）は３日、日高さんの妻や番組スタッフら約１０人と病院でみとった。大島さんらが「またステージをやろう」
「またディナーショーで歌わないと駄目だ」と声を掛けると、呼吸が戻ったり、鼓動が大きくなったりした。日高さんは午前１０時４８分、安らかな表情で息を引き取った。
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20180404-OYTNT50045.html
