2018年03月10日

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2018年3月1日に行われた県立高校卒業式。お菓子やバルーンをいっぱいもらった笑顔の卒業生=3月1日、那覇市の県立小禄高校


3月は卒業式シーズン! 沖縄では例年3月1日に公立高校の卒業式が開かれます。続く2週目あたりに中学校の卒業式、その翌週に小学校が卒業式がピークを迎えます。卒業生のみなさん、おめでとうございます。

さて、沖縄の卒業式によく見られる光景をご存じですか?


お菓子の首飾りは定番

1つ目は、卒業生に贈るお菓子のレイ≠ナす!

お菓子のレイとは…ハワイで歓迎される花輪ような、お菓子の首飾り。チョコやアメ、うまい棒などを透明な筒状の袋に入れて輪にしているシロモノです。何と最近ではレイだけでなくて、お菓子の帽子、傘などもあるようです。

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公立中学校で行われた卒業式後の様子。花束やバルーンと一緒にお菓子の帽子、レイを大量にもらっている生徒の姿があった=2017年3月、沖縄県内


この慣習は、私が学生だった頃からあったので、卒業式ならではの慣習なのだと思っていましたが…驚いたことに、沖縄ならではのお祝いスタイルのようなのです。

「卒業式 お菓子」

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卒業生が体育館から出てくるのを待つ人=2017年3月、沖縄県内


約1年前に東京から沖縄に越してきた30代の女性に聞いてみると「花束はもらったけど、お菓子の首飾りは聞いたことがない!」と目を丸くしていました。
移住して20年近くになる大阪出身の40代女性も「そんなもん見たことない。むしろ欲しかったよ」と驚きと興奮ぎみに反応してくれました。

見てください!この動画。確かに、顔が埋もれるほど、こんなにたくさんお菓子をもらえるって、子どもたちにはうれしいはずですよね。


「もらえない子もいる」 学校では"自粛"呼びかけ
     ===== 後略 =====
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