@薬物更生拠点必要だけど 北九州市の施設、 住民反対で移転延期「覚醒剤の依存症患者が地域に住むなんて。
  何か問題が起きてからでは遅い」

1ガーディス ★2018/12/18(火) 09:32:34.09ID:CAP_USER9>>5>>27

ホーム(GH)の移転計画が、北九州市小倉北区で宙に浮いている。特命取材班に訴えを寄せた地元住民らは
「生活が脅かされる」と計画撤回を主張。運営側は10月予定の移転を延期して理解を求めているが、
溝は埋まっていない。社会的な必要性は認めるが、近隣にはあってほしくない-。悩ましい対立は各地で起きている。

■説明会 理解得られず

 「覚醒剤の依存症患者が地域に住むなんて。何か問題が起きてからでは遅い」「計画を取り下げる方向で考え直してほしい」
 GHを運営するNPO法人「北九州ダルク」(同区)が10月4日に開いた説明会。集まった住民約100人から反対意見が相次ぎ、
そのたびに拍手も起きた。

 ダルク側は、移転前の旧施設では地域とのトラブルがなかったことを説明し、「依存症患者の社会復帰を手伝って
ほしい」と理解を求めた。  移転計画は、同区片野のマンションの一室にあったGHが厚生労働省の設備基準を
満たしていないことから浮上。同区熊谷の一軒家に移し、入所者定員4人で開設する内容だった。
 入所者はアルコール依存症患者や、覚醒剤使用の罪で服役経験のある人たちが対象。GHで炊事や洗濯といった
生活訓練を受けながら回復プログラムを受ける。スタッフは週3日ほど泊まり込み、それ以外は午後10時まで
支援に当たる。入所者は例年、年間約30人に上るという。

 説明会での反対論を受け、移転話はストップ。旧施設を引き払ったため、入所者は宿泊施設を数日間隔で移り
ながら暮らし、スタッフも通って支援している。自治体からの助成金も一部打ち切られており、運営資金にも困り
始めている。
 次の住民説明会のめどは立っていない。GHの堀井宏和施設長は「このままでは活動を続けること自体、難しく
なる」。

 一方、説明会に参加した70代男性は言う。「社会にとって施設が必要なことは十分に理解している。それでも、
施設が自分たちの地域にできるとなると、不安を抱くのは当然のこと。住民が納得しない限り、移転には同意
できない」