山口県警下関署の女性巡査が風俗店で勤務し、報酬を得ていたとして、
県警が兼業を禁止した地方公務員法違反で巡査を減給10分の1(1か月)の懲戒処分にしていたことがわかった。
処分は昨年12月18日付。巡査は同日、依願退職した。県警などによると、巡査は昨年9〜11月、
福岡県内の派遣型風俗店にアルバイトとして勤務。3か月間で約8万円の報酬を得ていた。
昨年11月に県警へ情報提供があり、巡査に事情を聞いたところ、
「生活費の足しにしたかった」と認めたという。県警は警察庁の指針に基づき、
「私的な行為は停職以上が公表の対象」として、処分を発表していなかった。
「個人の特定につながる」として巡査の氏名は明らかにせず、年齢は「20歳代以下」と説明している。