http://www.yomiuri.co.jp/national/20171118-OYT1T50037.html

 青森県立五所川原農林高校(五農)の生徒たちが栽培したコメが、全日空(ANA)の羽田・成田空港発国際線ファーストクラスの機内食に採用されることになり、同校で17日、記念イベント「五農米 世界を飛ぶ」が行われた。

 同校は、農産物管理の国際規格「グローバルGAP(ギャップ)」認証取得に取り組んでおり、一昨年はリンゴ、昨年はコメで認証を取得した。

 全日空に採用されたのは今年収穫された「つがるロマン」2・4トンで、12月〜来年2月の期間限定でファーストクラスの機内食として提供される。

 この日のイベントでは、山口章校長が「五農米が世界のひのき舞台に立つということで、みんなでお祝いしたい」とあいさつ。
同校から全日空側に、稲の束が手渡された。

 全日空では、乗客に五農米を提供するに当たり、メニューに同校の取り組みを記して紹介するという。

 コメ作りに取り組んだ2年生の女子生徒(16)は
「一生懸命育てた五農米が機内食になるなんて考えていなかったので、とてもびっくり。とても光栄で、誇りになる」と話した。


高校生栽培の米「世界を飛ぶ」…国際線機内食に
讀賣新聞:2017年11月20日 10時43分