紫色のカレーはいかが――。

藤枝市が、学校給食用に農家の女性らが考案した「藤枝パープルカレー」を猛プッシュしている。
ホワイトカレーのルーを使い、市の交流都市・沖縄県宮古島市産の紅芋(紫色の芋)で色を付けた。
夏休みの親子料理教室の課題になり、10月からは市内の飲食店でも提供されている。

昨夏、市学校給食課が農業女性の会「クロッシュ」(22人)に
「藤枝らしい新メニューを考えて」と依頼したのがきっかけ。
市の花にも選ばれている「藤」の色にちなみ、1年がかりで「パープル」のカレーのほか、
煎茶を衣に使った「ちくわの藤枝茶揚げ」など6種をつくった。

今年6月に全小中学校の給食1万2500食にパープルカレーを出した。
具は鶏肉、ニンジン、ジャガイモ、タマネギ。
チーズ、ニンニク、セロリのみじん切り、リンゴのすり下ろしを加え、味を調える。
地域の伝統色「染飯」にちなんでクチナシで黄に着色したご飯を添え、彩りも目に鮮やかだ。

写真:夏休みの料理教室でパープルカレーを作った子どもたち
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20171117001108_comm.jpg
写真:もん・りーぶるの「チキンとナスのパープルカレー」
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写真:Go−Bowの「藤枝カレーピザ」
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写真:さかえ庵の「藤枝カレーそば」
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20171117001111_comm.jpg

以下ソース:朝日新聞 2017年11月18日03時00分
http://www.asahi.com/articles/ASKCF6JVVKCFUTPB01F.html