藩制時代から300年以上続く「盛岡秋まつり」が14日、市中心部で始まった。
初日は爽やかな秋空の下、歌舞伎の名場面などを再現した山車8基が練り歩く「八幡下り」があった。

各町内会の山車は、歌舞伎の演目「矢の根」や源平合戦の一場面を人形や鮮やかな飾りで表現。
太鼓や笛の音、引き手による「ヤーレ、ヤーレ」の掛け声とともに
盛岡八幡宮(はちまんぐう)を出発し、街に繰り出した。

盛岡市の会社員晴山祥香(しょうこ)さん(28)と長男瑛聡(あきと)ちゃん(5)は
「人形の大きさにびっくりした。飾り付けがきらきらしていてきれいだった」と話した。

祭りは1709年、盛岡藩の城下23町の完成を祝って始まったとされる。
15日は午後6時から大通商店街で「大絵巻パレード」、
16日は午後1時から八幡宮境内で流鏑馬(やぶさめ)がある。

写真:華やかな山車が中心部を練り歩いた盛岡秋まつり
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以下ソース:河北新報 2017年09月15日金曜日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201709/20170915_33040.html