坂本龍馬が書いた中で「最長」と言われる手紙の一部が、
26日から高知市の県立高知城歴史博物館で初公開された。
公開されるのは6枚で、全容が分かる写本との比較から、手紙全体の4割という。
大正2年に火災で焼失したとみられていたが、北海道に住む男性が所有していた。

手紙は慶応2(1866)年12月4日付で龍馬の兄、権平らに宛てたもの。
寺田屋事件の後、薩摩藩邸で西郷隆盛らと大笑いしたという記述などがある。
県立坂本龍馬記念館の前田由紀枝学芸課長は「手紙から龍馬の鼓動を感じてほしい」と話した。

県によると手紙は約1300万円で購入する予定だったが、所有者の男性から
「資料の価値を認めてもらっただけで十分。将来にわたって大切に保管してほしい」と申し出があり、
無償で譲渡されることになった。

滋賀県から旅行で訪れたという会社員国沢祐司さん(45)は
「文字がこぢんまりとしていない。奔放さを感じた」と話していた。

写真:初公開された、坂本龍馬が書いた中で「最長」と言われる手紙を見る観光客
http://www.sankei.com/images/news/170826/wst1708260048-p1.jpg

以下ソース:産経west 2017.8.26 11:06
http://www.sankei.com/west/news/170826/wst1708260048-n1.html