既存の建物を活用して「ドヤ街」を創造のまちに−。高度経済成長期には簡易宿泊所が軒を連ね、にぎわいがあった川崎・日進町エリア。
この街で53年の歴史を刻んできた包装資材卸の「ヨネヤマ」が旧本社ビルや倉庫を大規模改修し、
用途や機能を変更して性能を向上させるリノベーションを行う。
街の景観を壊さずに、最先端で活躍する入居者が集う施設にすることで、「日進町から世界へ情報発信する」のが狙いだ。

川崎市も川崎駅周辺総合整備計画で既存施設を活用したにぎわい創出のサポートを始めており、今回のリノベーション施設に期待を寄せる。
今夏、クリエーターや起業家、飲食店などが結集する複合施設として新たなスタートを切る。

●異業種が交差
JR川崎駅東口から歩くこと10分強。複合施設「unico(ウニコ)」のリノベーション工事現場が見えてくる。好立地ながら人通りは少なく、
正直、にぎわいは感じられない。
ただ、この施設が完成すると状況は変わりそうだ。「unico」は、地上5階建てのA棟、隣接する4階建てのB棟、
倉庫を改修した「unico court」で構成し、A棟の1、2階にはカフェや、3次元(3D)の木工加工機など最先端の工作機械を備えた木工工房などが入るほか、
3、4階にはシェアオフィス、5階はフリースペースとなるなど、異業種が入り交じる空間になる予定だ。(以下省略)

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産経ニュースWEB(2017.4.14 07:09)
http://www.sankei.com/region/news/170414/rgn1704140066-n1.html