佳子さま、紀子さまと深い溝  叱責受け「あらぬ言葉」で応戦

佳子さまと紀子さまの間には、深い溝が生まれているという。その原因は、「ダンス」だ。
「佳子さまは高校時代にダンスに夢中になられ、大学でもダンススクールに通われました。
ですが、紀子さまはそうしたご活動に対して、あまり快く思われなかったようです」

“皇族とはいえ、子供たちは好きなことをやるべき”という秋篠宮さまのお考えのもと、秋篠宮家はプライベートを
尊重する教育方針だとされる。そうしたなかでも、紀子さまが佳子さまのダンスに否定的になられたのには理由がある。

「眞子さまの“プライベート写真流出”が原因です。2011年、眞子さまが大学時代に所属されていたスキー部の合宿中、
男性とのツーショット写真や、お酒が並んだテーブルの横でピースサインをする写真が明るみに出ました。

紀子さまは、それをトラウマのように感じられたそうです。娘たちのプライベートへの関与を強くされ、
“写真などが出るくらいならサークルや部活には入らない方がいい”と、
大学に入学された佳子さまにサークル活動を禁止されたそうです」

そうして、希望されていたダンスサークルでの活動を“禁止”された佳子さまは、
学外での活動として前出のダンススクールに通われるようになった。
しかし、かえってそれが大きく報じられ、ハレーションを生んでいった。

以前からプライベートを巡り、おふたりは度々ぶつかってこられたという。

「紀子さまは佳子さまの公務の服装だけでなく、私服や髪形について指摘されることが多かったと聞きます。
高校時代にはスカートの丈を巡って、激しい言い争いになったこともあるそうです」

そうして段々と、佳子さまは紀子さまと距離を置かれるようになったそうだ。

「家を居心地悪く感じられることもあったのでしょう。お住まいのある赤坂御用地(東京・港区)を出られ、
近くのカフェで時間をつぶされることもあったそうです。通学の際に家を出られるときには、
“行ってきます”“行ってらっしゃい”といった親子の挨拶も、次第に減っていったと聞きます」

そうした母娘のすれ違いを決定づけたのが、2015年の出来事だった。
大学の課外授業で外出された佳子さまの「タンクトップ姿」が報じられた。

「紀子さまは報道が出て初めて、佳子さまがどのような服装で出かけられたのかをお知りになったそうです。
これまで気にかけて、注意もされてきた佳子さまの服装が、そうした形で大きく報じられたことに、
落胆だけでなく怒りも覚えられ、佳子さまを強い言葉で叱られたそうです。
しかし、佳子さまも強く反発し、あらぬ言葉で“応戦”されたと聞きました」

そのときの激しい怒号のぶつかり合いが、母娘の断絶を根深いものにしたようだと、
その宮内庁関係者は語る。近頃はもはや、言葉を交わされることも少ないという。

「紀子さまが宮家の中でご自分の意見を主張されるとき、佳子さまは言い返すことなく
黙って見ていることが増えたようです。それは、関係が穏やかになったのではなく、いわば“冷戦状態”です。

佳子さまは眞子さま同様、“結婚をして、早く皇室を出たい”というお気持ちを強く持たれているようです。
ですが、眞子さまのご結婚問題が解決する前に佳子さまが結婚されることを、紀子さまはお認めにならないはず。
佳子さまはダンスもご結婚もできない、八方塞がりの状態にあるのです」

秋篠宮家でくすぶる火種は尽きないようだ。