野生のナベヅルから鳥インフルエンザウイルス 越冬地周囲の道路に消石灰散布 養鶏産業の防疫に全力 鹿児島・出水
2022/11/04 07:30

 鹿児島県出水市で野生のナベヅルからA型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出たことを受け、
市は3日、越冬地周囲の道路13カ所に消毒用の消石灰を散布した。

 防疫強化のため、4日からは通行車両を消毒する有人ポイントの設置準備に入る。越冬地入り口に当たる飛翔館前、古浜、荒崎記念碑の3カ所を予定する。

 ツル観察センターで3日あった開所式に出席した椎木伸一市長は「ツル観光を守りながら、養鶏産業の防疫にも全力で取り組む。入域ルートの規制に協力してほしい」と話した。

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