2018.07.29 Sun posted at 16:01 JST
警察によれば、侵入した少年はWiFiへの接続を求めた/Sunil Soundarapandian/cc
https://www.cnn.co.jp/storage/2018/07/29/1ffde8f8967a508e8d772faa323052a6/t/768/432/d/wifi-holiday-lights.jpg


(CNN) 米カリフォルニア州パロアルトの警察は29日までに、民家に深夜に不法侵入し就寝中だった男女2人を起こし、WiFiサービスの使用許可を求めたなどとして17歳少年を逮捕したと発表した。
地元警察の声明などによると、少年の侵入を知った家主の男性はベッドから抜け出して容疑者を玄関から追い出し、緊急通報していた。少年はこの後、近くで逮捕されていた。
少年は建物横にあり、開いていた窓の覆いを切断して家内に入り込んだとみている。警察は不法侵入の動機は明らかでないとしたが、
被害者は台所の引き出しから料理用ナイフ2個がなくなっていることを報告したという。
容疑者は民家への不法侵入、犯罪などを目的にした不審な徘徊(はいかい)や警察への虚偽情報の罪に問われている。
地元警察は、少年がパロアルトの違う民家裏で同じ夜に発生した自転車盗難事件に関与したともみている。容疑者はこの家でも住人にWiFiサービスの利用を求めていたという。
住人の女性ら2人は少年に対峙(たいじ)し、立ち去るよう要求。この後、少年が自転車に乗って離れるのを目撃していた。2人は警察に騒ぎを報告していなかった。
翌日になってこの家に住む男性が自らの自転車を少年が盗む画像が監視カメラに収まっていたとして警察に連絡していた。
自転車は少年が拘束された場所近くで見付かっていた。
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