2018年5月22日15時31分
 アメリカンフットボールの定期戦で、日大の選手が悪質なタックルで関西学院大の選手を負傷させた問題で、遠藤利明・元五輪担当相が22日、
日大の対応に注文をつけた。自民党の2020年東京五輪・パラリンピックの大会実施本部の会合で「大学スポーツは教育の一環として行うもの。
日本大学としてどう(この問題に)取り組むのかが問われている。そうしないと大学スポーツは成り立たない」と述べた。

 遠藤氏は今回の事案について「2020年大会を行うにあたり、インテグリティー(高潔性)を守ることが求められている。
スポーツはルールがあって成り立つ。ルールがなければ単なるけんかになってしまう」と指摘。スポーツ界で不祥事が頻発している点に触れ、
「日大だけの問題でなく、スポーツ庁としてインテグリティーを調査する機関が必要ではないか」と提起した。

https://www.asahi.com/amp/articles/ASL5Q4SMPL5QUTQP023.html