ヒュー・マセケラ氏(南アフリカのトランペット奏者、作曲家、歌手)ロイター通信などによると、前立腺がんのためヨハネスブルクの病院で死去、78歳。遺族が23日明らかにした。
 1939年、南ア北東部の町ウイットバンク生まれ。14歳の時に初めてトランペットを手にした。21歳でアパルトヘイト
(人種隔離)を逃れて国外へ。米国の音楽学校で学ぶなどし、「アフロ・ジャズ」と言われる独特の演奏スタイルをつくり上げた。
 「ソウェト・ブルース」「ブリング・ヒム・バック・ホーム(ネルソン・マンデラ)」などの作品は
反アパルトヘイト運動のテーマソングとして世界的に評価され、「南アのジャズの父」と呼ばれた。(2018/01/23-20:56)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018012301308&;g=int