三日午後十一時ごろ、松阪市駅部田町の喫茶店に、二人組の男が押し入り、男性店長(67)にスプレーをかけ、九十万円が入ったセカンドバッグを奪って逃走した。松阪署は強盗容疑で調べている。

 署によると、二人組はいずれも二十代〜三十代とみられ、上下とも黒い服を着ていた。店は午前零時まで営業しており、当時は店長しかいなかった。

 店長によると、包丁を突き付けられて「金を出せ」と脅され、顔付近にスプレーを噴射された。カウンター付近にあったセカンドバッグのほか、レジの金も奪われたという。現場は国道42号沿いで店や住宅が並ぶ一角。

http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20171005/CK2017100502000023.html