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【ソウルからヨボセヨ】韓国は日本の防波堤か
https://www.sankei.com/column/news/191123/clm1911230005-n1.html
 文在寅(ムン・ジェイン)大統領が先ごろテレビ討論で日韓の安全保障問題に触れ「日本はわれわれの防波堤の役割に
よって自らの安保を維持している」と説教めいたことを語った。韓国は日本の安保に協力しているのだから「われわれに
感謝すべし」「われわれの言うことを聞くべし」「われわれに譲歩すべし」…といった意味のようだ。
 「韓国の価値」を強調することで日本にその見返り(経済的利益?)を要求しているのだ。この発想は昔から韓国の対日外交
にはあるのだが、公言したのは1980年代初めの全斗煥(チョン・ドゥファン)政権以来ではないか。当時、全斗煥政権は
日本からの経済支援獲得のため「安保経済協力」なる新造語で100億ドルを要求(!)し、結果的に40億ドルをせしめた。
 北方に国際共産主義の“脅威”があった当時ならともかく、北朝鮮にすり寄り、中国への配慮が目立つ文在寅政権に急に
そんなことをいわれても、日本人はぴんとこない。一部では“断交論”さえ語られる日本世論にあらためて「韓国の価値」を
考えてもらいたいということか?