■自民 東国幹氏 「人の居住」こそ国土保全

国は、全国隅々まで人が住むことが、どれだけ国土の保全に役立っているかという
感覚を持ってほしいです。稚内で牛を飼う、利尻で漁業、美深で畑作、
上川管内津々浦々での米作りとか、営農活動や経済活動が日本の国土を補完している感覚です。
都市に人を集中させ、合理的でない道路や交通網は遮断し、
「人々は都市に住めば効率的で財政規律にもなる」という感覚は、国土保全の経済外部効果を無視したやり方です。

 適地適作という面で北海道は1次産業の宝庫。農業生産で国民に貢献しているところを伸ばしていく。
農家の戸数が減っても耕作面積は担保し、大規模化や合理的な営農で、収量は減らさないこと
が国内自給率の保持につながると思います。