6.工期に影響は

リニア中央新幹線は、2027年に品川・名古屋間の開業を目指しています。

およそ286キロの区間のうち、86%に当たる246キロ余りがトンネルで、
▽山間部では「NATM」工法で掘削したり、
▽首都圏や愛知県の都市部では「大深度地下」と呼ばれる地下40メートル以上の場所を
大型の機械で掘り進めたりする工事が予定されています。

しかし、大井川をはじめとする水資源への影響などを懸念する静岡県が県内のトンネル工事の着工
を認めておらず、協議が難航していることから、計画どおりの開業は難しくなっています。

こうした中で、今回の事故は起きました。