2.どんな工事

JR東海によりますと、工事は一般的なトンネル工事と同じ「NATM工法」と
呼ばれる方法で行われていました。

この工法は、主に山岳部でのトンネル工事で採用されていて、掘り進めたい場所に爆薬を
設置して爆発させ、重機などで土砂をかき出してから、壁をコンクリートやボルトで固めます。

9月に、JR東海が撮影した現場の写真には、高さ7メートル、幅9メートルほどのトンネルの内部で
壁に爆薬を入れるための穴を開ける「ドリルジャンボ」という重機を使って
工事を進めている様子が写されています。

掘削が完了したトンネルの内側の壁はコンクリ―トで固められているのが確認できます。