>>556
インターネット上の差別とはどういうものですか。
 インターネットは、情報の収集や発信、コミュニケーションの手段などとして誰もが簡単に利用でき、
 私たちの生活を便利で快適なものにしています。
 このため、近年急速に普及してきていますが、その一方で、インターネット上の電子掲示板や
 ホームページで差別を助長するような表現や他人を誹謗・中傷する内容、あるいはプライバシーを
 侵害するような情報が掲示されたり、書き込みがやりとりされることも多くなってきています。
 インターネットは、自分から名乗らなければ、どこの誰が発信しているのかわからない匿名の世界です。
 インターネット上でのこのことを悪用しての行為は、人の心を傷つけたり犯罪を助長することにもつながる
 悪質かつ重大な人権侵害です。
 インターネットを通して築かれるものは、人と人とのつながりです。このつながりから豊かな人間関係を
 築いていくためにも、私たち一人ひとりがお互いの人間性を尊重し、人権を侵害する情報の掲示をしない、
 させない、許さないという意識をもって正しく利用することが大切です。