総事業費はおよそ150億円で、再来年・2022年5月の竣工を目指します。
倉庫は3階建て、延べ床面積およそ8万7000平方メートルと道内最大規模で、
運送会社などに貸し出す形で利用してもらう想定です。
JR貨物によりますと、運送会社が貨物鉄道を利用する場合、道内各地に届けるために
いったん駅から自社の倉庫まで運んで仕分けた上で再び配送する必要がありますが、
この施設を使えば作業が1か所で済むということです。

コストや時間の削減を実現することで利便性を改善させ、貨物鉄道の利用につなげるねらいです。
JR貨物の真貝社長は「今後、二酸化炭素の排出が少ない圧倒的な環境特性を誇る貨物鉄道での
物流を軸に据える企業が増えると期待している。道民の暮らしと経済の発展に貢献できると確信している」
と述べました。