試験は主に症状の重い患者およそ1000人を対象に行い、
レムデシビルを投与するグループと、そうでないグループに分け、
薬を10日間投与したあと、およそ4週間にわたり経過を観察しました。

その結果、退院できる状態になるまでの期間の中央値は、レムデシビルを投与された
グループが11日で、投与されなかったグループの15日より4日短かく、
患者の回復期間を短縮する効果が見られたとしています。