【専門家 “予断持たず対策を”】
一方、WHO=世界保健機関は新型コロナウイルスの潜伏期間が最長で
12点5日とする見解を示しています。
感染症対策に詳しい札幌医科大学の横田伸一教授は「雪まつり会場でせきエチケットと手洗い
の呼びかけが行われたのは適切だったと思う」と評価したうえで、
今後、どういった感染経路で国内に入ってくるのか不明な点が多いとして、
引き続き予断を持たずに対策することが重要だと指摘しています。
横田教授は「ウイルスに感染しても発症しない『不顕性感染』という状態もあると言われていて、
症状がなくてもウイルスを広めている可能性がある。
しつこいようだが、せきエチケットと手洗いを確実にやることが非常に重要だ。
また、不要不急の人混みへの外出も避けることが望ましい」と話しています。