JR北海道のまとめによると、主要3線区(東室蘭―苫小牧、札幌―岩見沢、南千歳―トマム)
を走る特急列車の雪まつり期間中の輸送実績は14万5000人と23%減。
駅の乗降者数も札幌、新千歳空港駅がいずれも1割前後減少しており、移動手段の停滞を裏付ける。

東急百貨店札幌店では1月27日以降、訪日客需要が高い化粧品の免税売上高
前年比1〜2割減の低水準で推移する。
大きな需要の山を見込んでいた春節も免税売上高は振るわない。
大量の訪日客を当て込んでいた産業にとっては負のトレンドが当面続きそうだ。