―起業のきっかけは。
東京で不動産関係の会社に勤めていたとき、浅草でシェアハウス生活を体験したのが
契機になった。入居者が60人もいて、仕事も性格も国籍もバラバラという刺激的な日々。
こんなライフスタイルを札幌にもつくりたいと独立起業した。
道内にシェアハウスの事業者はほとんどいなくて、施設数を増やしながら独自にノウハウを蓄積した。

―その後18年に「民泊新法」が施行され、解禁された民泊のプロデュースにも乗り出す。
その数年前から、海外で利用者数を急速に伸ばす民泊仲介サービス「Airbnb」
などの情報が入ってきて、日本でも民泊がビジネスになると確信していた。
解禁されたとき当社はシェアハウスの運営経験があり、外国語のできる社員もそろっていて、
スムーズに参入できた。