このうち名寄市郊外にある北星駅は、昭和34年の開業以来同じホームや駅舎が使われていて、
今では鉄道の愛好家が訪れることはあるものの1日の利用客がゼロの日も少なくないということです。

駅の近くに住む70代の女性は「病院や買い物に行くときに駅を利用していたのでとても残念です。
しかし利用者が少ないのであれば、廃止はしかたがないと思います」と話していました。

「宗谷本線活性化推進協議会」の事務局長を務める名寄市の石橋毅総合政策部長は
「各市町村が悩んだすえに、出した結論だと思います。
維持するのが難しい駅が増えるなかなんとか利用客を増やしていきたい」と話していました。