大阪が「在日の首都」と呼ばれた歴史的ルーツ
https://www.news-postseven.com/archives/20200111_1519150.html

「大阪は在日の首都である」──。
そう表現したのは、かつて「戦後最大のフィクサー」と呼ばれた許永中だ。
イトマン事件や石橋産業事件で逮捕された彼は、
在日韓国人2世として大阪の中津に生まれ、この街をホームグラウンドにした。

 全国の在日韓国・朝鮮人50万人のうち、大阪府には最も多い10万5000人あまりが暮らす(2018年末)。
日本国籍を取得した在日も少なくないため、実際にははるかに多い数の人々が朝鮮半島にルーツを持つと見られる。
大阪市立大学教授で在日韓国人3世の朴一氏が、在日が大阪に集まった歴史的経緯を解説する。。