アイヌ文化発信拠点 札幌でPR
ttps://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20180823/0002496.html

アイヌ文化の発信拠点として再来年、白老町にオープンする予定の「民族共生象徴空間」。
内閣府がことし6月から7月にかけて全国で行った世論調査では「知らない」と答えた人が9割近くに上り、あまり知られていません。
そこでこの施設についてPRするイベントが札幌市で始まりました。

【アイヌ民族に関する多彩な展示】
このイベントは北海道が主催しました。
会場のJR札幌駅では、アイヌの民芸品や、施設について詳しく解説したパネルが展示されているほか、
アイヌ民族の衣装を試着できるコーナーもあります。
また、バーチャルリアリティーの技術を活用してアイヌの伝統的な住居「チセ」の内部を仮想空間でめぐることもできます。
訪れた人は「見ていて楽しいです。施設にも興味を覚えました。ぜひ行ってみたいです」と話していました。

【道外でも展示広くPRへ】
イベントを主催した道では、道内だけでなく道外へのPRにも力を入れる方針です。
このあと宮城県や福岡県、そして沖縄県でアイヌ文化とともに施設を紹介するイベントを開くことにしています。