網走水試は、海底に沈め、漁船でけん引しながらカメラで撮影するそり型の装置を開発。
今春、紋別沖の約30平方キロの漁場で撮影した。

 2020年度までに、宗谷管内を含むオホーツク海全体のホタテ漁場で数十万枚の海底画像を蓄積する予定。
画像から、土質やホヤなどの生物の数、稚貝の生存率の目安となるホタテの成貝の生息数を、
パソコンに搭載したAIが総合的に評価する。研究を通じ、各漁場が地まきにどの程度適しているかを
画像から点数化する手法の確立や、適地のマップ作りを目指す。