「赤紙」配布し平和の尊さ訴え
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終戦の日の15日、札幌市では、市民グループが戦地への出征を告げる召集令状いわゆる
「赤紙」を模したチラシを街頭で配り平和の尊さを訴えました。

札幌市中央区の街頭にはもんぺや防空頭巾などを身につけた市民グループのメンバーおよそ30人が集まり、
道行く人に召集令状、いわゆる「赤紙」を模したチラシ1000枚を配りました。
このチラシには三重県の男性のもとに実際に届いた「赤紙」が印刷され、戦争の悲惨さや平和の尊さを訴えるメッセージが記されています。
チラシを受け取った札幌市の76歳の女性は、「若い人たちのためにも二度と戦争をして欲しくない」と話していました。

主催した「さっぽろ平和行動実行委員会」の伝法谷恵子委員長は、「赤紙1枚で戦場に送られた若者がいることを知ってほしい。
赤紙を配ることで二度と再び戦争には参加しないという決意を広めたい」と話していました。