道内宿泊者、訪日客は3月23%増 旅館協会支部連まとめ
ttps://www.nikkei.com/article/DGXMZO29322110S8A410C1L41000/

日本旅館協会北海道支部連合会(札幌市)は道内102施設の3月の宿泊者数が前年同月比1%増の48万8411人だったと発表した。
前年より国内客は4%減ったが、インバウンド(訪日外国人)が23%増えた。
訪日客が宿泊客全体に占める割合は前年の20%から24%に高まった。

 道央圏だけでなく道東・道北でも訪日客の滞在が増えた。訪日客の伸び率が最も大きかったのは知床地区で前年比2.1倍の2128人が宿泊した。
例年3月上旬まで実施していた流氷観光が人気だという。根室地区では訪日客が前年の2倍の919人宿泊した。
中国や香港、台湾などから野鳥観光を目当てに訪れる観光客が増えた。

 利尻・稚内地区はフランスやポルトガルなどから風力発電関係の視察が多く、訪日客の宿泊は51%増の149人だった。