明け方から急に雪が降り出した場合などは、除雪が間に合わないことや、通勤・通学の時間帯に重なり、
交通混雑や事故が心配されるときは、除雪を見合わせる。
生活道路で、道幅によって除雪車が入れない、基準を設けないで全部をやると莫大なお金がかかる。

雪を捨てる場所がなくて、除雪した雪をやむを得ず道路に出す場合もありえる。
また、長期間駐車しているために除雪の邪魔になり結果、雪が除雪しきれない状態になっており、
ただでさえ、道路の端に積まれた雪山がやっかいだ。

道路は、昼は日差しによっても違うが、昼間でも凍結していたりする場合がある、夜は雨でも降らない限り路面凍結する。
冬季間の気温と路面温度は差があり、路面は想像以上に冷たい、放射冷却現象が起きるとその差が大きい。
雪解け時期や真冬でも暖気で雨の日はべちゃくちゃ。
無理に融雪するよりかは、歩道にある砂で滑りにくくしたほうがいい。金をかけずにツルツル路面を緩和できる。
ただ、春近くなってくると雪どけ水と混ざり合って汚くなる一因でもある。

北海道では、路温が氷点下となる時間帯が中心で、気温が上がってくる3月のようにもいかない。
3月は、雪山を崩し道路上の氷を割って雪解け水が流れ込むように溝を掘り融雪を促進させる時期になる。
北海道は、消雪パイプが使えない地域ではある。温度条件をクリアできたとしても、札幌は地盤の関係で設置は困難になってくる地域もある。
小型の除雪機を購入、シェアし除雪している方もいますが飛ばして排雪する為その場所を確保する事は住宅密集地区では制限がある。

日中の気温が5℃以上、夜の気温は0℃以上になれば、雨で一気に雪解けが進む。
日本海側でも、北陸平野部などでは根雪というものはないし、主要道路では散水で除雪できる。一冬雪に覆われることもない。
北海道では、厳冬期にかけては、歩道の凸凹をなくしぬかるまない程度上の雪は除雪し、多少路面に雪が残っていた方が歩きやすい。

道路舗装の下の部分に含まれている水が凍った時に体積が増加して舗装が押し上げられて傷むことも多々ある。
除雪車のブレードがアスファルトを削ってしまうこともあり、アスファルトは凸凹になり、パンク被害も多いという。
その凸凹を修繕する工事が各地で始まるので. 片側交互通行も増える。