ぷかりさん橋が「海の駅」に 横浜・MM21地区のシンボル的存在
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 定期船やプレジャーボートの発着場で、横浜・みなとみらい21(MM21)地区のシンボル的存在でもある「ぷかりさん橋」が「海の駅」に登録されることになった。
名称は「よこはま・みなとみらい海の駅」。同地区の海の玄関口として、気軽に海に親しめる施設と認定された。
記念のフェスタが21、22の両日開かれる。
主催するパシフィコ横浜は「さん橋の魅力を多くの人に感じてもらいたい」としている。

 ぷかりさん橋側からの申請に基づき、「海の駅ネットワーク」から依頼を受けた「東日本海の駅設置認定委員会」(事務局=国土交通省関東運輸局)が認定した。

 同ネットワークによると、来訪者が利用できる船舶係留施設やトイレが設置されているほか、ガイドを配置していることが要件。
海の駅はマリーナなど全国に161(1月1日現在)を数え、横浜市内では既に「よこはま・かなざわ」「よこはま・しんやました」「よこはま・つるみ」が登録されている。

 ぷかりさん橋は、正式名称「みなとみらいさん橋及び同付属旅客施設」として1991年11月にオープン。
1階に事務所、2階にヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル(西区)運営のレストランがあり、パシフィコ横浜が指定管理者となっている。
年間約30万人が利用しているという。

 フェスタはパシフィコ横浜の主催、旅客船運航会社ケーエムシーコーポレーション(同)と同ホテルの共催。
特別クルーズやプレジャーボート展示、ミニステージ、ペーパークラフトなど多彩な企画を用意している。
期間中、近くの臨港パークでは、犬との触れ合いが楽しめるイベントやフリーマーケットが同時開催される。

 パシフィコ横浜は「認定を受けて、より多くの人に親しんでもらえる施設を目指し、定期的にイベントなども実施していきたい」としている。