文化拠点の運営者募集 
横浜市、関内とMMに整備
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180423-00025401-kana-l14

 横浜市は、関内駅周辺の空き店舗・空き部屋とみなとみらい線新高島駅地下1階倉庫にアーティストなどが活動する拠点を整備、運営する事業者の募集を始める。
現代美術家の輩出や市民参加のワークショップなどを展開してきた文化芸術拠点「BankART Studio NYK」(同市中区)が3月に閉館しており、市は新たな拠点を複数カ所設置することで、その機能を継承、充実させたい考え。

 応募対象は公益法人やNPO法人、企業など。
アーティストやクリエーターが短期滞在して作品制作などができる施設や、企業や市民と連携した活性化の取り組み、文化芸術に市民が触れる機会の提供を求めており、1団体を選ぶ。
5月18、25日に施設見学会を開き、9月に応募書類を受け付ける。

 市は文化芸術の持つ創造性を生かしたまちづくりを進めており、「BankART Studio NYK」は臨海部の大規模アートスペースとして2005年にオープン。
所有する日本郵船から市が賃借し、運営するNPO法人に無償貸与していたが、日本郵船側と契約の更新交渉が合意に至らず、閉館していた。
市文化観光局は「複数拠点を設けることで面的な地域活性化につなげたい。
より自由な発想で新しい提案をしてほしい」としている。