DeNA、横須賀の2軍拠点は「ドック・オブ・ベイ」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181119-00031185-kana-base

2019年夏に追浜公園内(神奈川県横須賀市夏島町)に新設される、プロ野球横浜DeNAベイスターズの2軍練習施設の名称が
「DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA」(ドック・オブ・ベイスターズ・ヨコスカ)に決まった。
横須賀市、球団、京浜急行電鉄が19日、明らかにした。
3者は同日、スポーツを核に地域の活性化を目指す連携協定を締結。
今後は追浜地区のにぎわい創出に向けて、協力関係をより強化する。

1987年完成の練習拠点「ベイスターズ総合グラウンド」(同市長浦町)と選手寮は老朽化が進み、
現在は2軍の本拠地・横須賀スタジアムに隣接する土地に、市が屋外と屋内の練習場を、球団が選手寮をそれぞれ整備している。

 来夏に誕生する選手育成の拠点の名称にある「DOCK」は、船の建造や修理などのために作られた設備を指す。
「造船の街」として知られた横須賀を象徴しており、若手選手が一流になり、横須賀から大海原へ羽ばたいてほしい、との願を込めたという。

 また連携協定に伴い、最寄り駅の京急線追浜駅で19日から、電車の接近を伝える案内音を球団歌「熱き星たちよ」に変更。
ホーム4カ所に掲げる駅名看板を、ラミレス監督や筒香嘉智選手らの顔写真で装飾した。

 共同記者会見した、同市の上地克明市長は「試合の観戦だけでなく、常に多くの人が施設を訪れ、練習風景を見学したり、選手と触れ合ったりして、野球を肌で感じてほしい。
追浜の町全体がベイスターズ一色になれば」と期待。
京急の原田一之取締役社長は「三位一体となり、地元の商店街とも連携を図りたい」と力を込めた。

 球団の岡村信悟代表取締役社長は「選手を育てる施設を集約したことは大きな意義がある」とし、
「3者で連携し、『2軍の施設がここに来て良かった』と思われるような、さまざまな取り組みを進めたい」と強調した。