究極の負け組世代の人いませんか?

今年の春に再任用や嘱託員を退いた世代って、究極の負け組世代ですね。
数年前にすでに再任用や嘱託員を退いた2〜3年上の世代は、退職金とふんだんにある自由時間をすでに有効活用してきました。

豪勢な退職記念世界一周クルーズに出かけたり、リオのオリンピックを観戦に行ったり、資産運用の面から言ってもバブルに乗っかって株価は上昇し続けていたので、悠々自適な生活に輪をかけて華やかな数年を堪能してきたことでしょう。

それにひきかえ、今年の春、やっときつい仕事から解放されていよいよ人生の集大成期を謳歌しようと考えていた矢先に、ウイルス大感染時代に遭遇してしまった今春現役引退世代は、何とも不運ですね。

いくら多くの退職金が残っていていくら時間がふんだんにあったとしても、人類史上遊ぶのが最も難しい時代に突入してしまいました。
もう遊ぶのは無理です。
何億円の資産を持っていても世界一周クルーズなど行けません。

常時マスク着用となり自然に息を吸うことすら難しい世の中になりました。
ソーシャルディスタンスで人との関わりは際限なく減るでしょう。
これも運命と考え受け入れるしかありませんが、まさか100年に1度の疫病に苦しめられるとは、思ってもみませんでした。