19歳少年の命救った 男性看護師を表彰
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 ことし5月、八千代市の国道で起きた交通事故の際、左脚切断の大けがを負った少年の命を迅速な対応で救った松戸市の男性看護師が30日、市から表彰されました。
松戸市長表彰を受けたのは、松戸市立総合医療センターに勤務する看護師の菊地大介さんです。
菊地さんはことし5月、八千代市の国道16号線で起きた車とバイクによる交通事故に遭遇しました。
菊池さんは道路上で左脚を切断し大量出血して倒れている19歳の少年を見つけると、止血処置や意識レベルの確認を素早く行い、救急車による搬送では命が持たないと判断。
ドクターヘリの出動を要請するなど迅速的確な救助活動を行った結果、少年は左脚を失ったものの一命を取り留めたということです。

菊地さんの功績に対し松戸市の本郷谷健次市長は、「冷静で適切な処置は職員として見本であり市民の誇りだ」と称えました。
市立総合医療センター看護師 菊地大介さん「その時は無我夢中といいますか一刻も(早く)駆け寄らないと命の危険が迫っているということで出来る限りのことを一生懸命やりました」
「普段は集中治療室の方で勤務していまして、その場で処置をすること自体は少ないんですけど、処置の方は勉強していましたので今回少しでも活用できてよかったと思います」