近年はノーオートモービル系男子、いわゆる車にもバイクにも興味がないという若者が増えている。
自動車免許の取得可能年齢になってもそれを取ろうとしないばかりか、そもそも車やバイクに興味がないらしい。
しかし、身分証は必要になってくるため、しぶしぶ原付免許だけを身分証代わりに取得する層も増えてきているという。
そんななか、そのような若者に一人の現役レーサーから怒りの声が挙がっている。

「原付免許を含むバイク免許はバイクを走るために取るもの。ハンパな気持ちで取得しちゃダメなもんなんだよ。
身分証代わりだ?ふざけんじゃねえ。そんな奴と街で会ったらボコボコにしたるけえの」

そう言い放つのは現役バイクレーサーの鈴鹿毅(44)。
自身がバイクレーサーであることに誇りを持っているこの男は、そんな理由で原付免許を含むバイク免許を取得する最近の若者が許せないという。怒りに任せて、鈴鹿はさらに怒号を発し続ける。

「バイクってのは男のロマンじゃ。原付免許も乗るためにあるんじゃ。そんなに身分証が欲しかったら、住基カードでも発行せい」

バイクのS級レースで何度も優勝してきたこの伝説レーサーの怒りは当分収まりそうもない。
果たしてノーオートモービル系男子の若者がバイクの魅力に気づける日は来るのだろうか。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190203-00000018-imtl