情緒的な話だけなら放っておくとして、

>>158
> でも少気筒だと…重くなるので機械的ロスが増える

振動や騒音として発散されない限り、重くなることそのものでは機械的ロスは増えないよ。吹け上がりが悪くなったり車体が重くなったりするなら、それを補うための操作で余分なロスは出るだろうけどそれはエンジンとは別の話。

> また気筒あたりの大きさや回転特性によっても火炎伝播の良さは異なる

「良さ」で何かを表現するなら別だが、火炎の伝播速度は凡そ一定。だからこそ出来るだけ早く混合気全体に着火させて膨張行程でエネルギーを取り出せるように燃焼室の形を整えたり、ボアを小さくしたりピストンスピードを下げたりするのがエンジニアリング。

燃費を極限まで追及するのがフェリーや機関車などのエレクトリックディーゼル。スモールボア、超ロングストロークを低回転で運用するのは先の理由。
逆にバイクは負荷変動が激しい上に軽量コンパクトさを求められるから燃費よりドライバビリティを優先するために小排気量で多気筒かつオーバースクエアなどという無茶苦茶なディメンションを選ぶ余地がある。何を優先するかではあるが、話としては全く逆。
なのに面白いのは、

> なので一概に多気筒エンジンが燃費が悪いとも言えないし少ない気筒の方が燃費がいいとも言えない

という結論に結局たどり着くところ。