なおモリブデンに関しては、タミヤのモリブデングリスで使い込んだラジコンの金属部品とかは
実際に新品の時よりちょっと黒っぽくなってることが多い。
特にアルミとか真鍮とかの場合(あとメタル軸受でよく使われる銅の焼結材も)。

まあ実際のところ、金属の表面は多孔質なので多少なりとも油を吸い込むということなので、
吸い込んだ油にモリブデンが混じって染み込んでるって程度の話かもしれないのだが。

そうするとマイクロロンの「混じってるフラッシング的な成分で表面を一旦綺麗にしてから
フッ素系樹脂を金属表面に定着させます」てのは、ホントにそうなってるかは別として
話の筋立てからいえば「綺麗になった表面に油と一緒にひっついて馴染みますよ」
的な意味合いと解釈すればあながち荒唐無稽でもない。