五輪ボランティア辞退ラッシュはまだまだ続く 組織委の“上から目線”に怒り
6/9(水) 配信
◆すでに1万人が辞退(C)共同通信社
◆「(大会組織委員会の)現場は『中止』だと思っているんじゃないですか」
 こう苦笑交じりに語るのは、
東京五輪・パラリンピックの大会ボランティアの女性だ。
組織委は、大会ボランティアとして約8万人を集めたものの、
すでに約1万人が辞退している。
組織委は「運営には特段の影響はない」(武藤敏郎事務総長)と強弁しているが、
いつまで強気でいられるか。
◆まだまだボランティアの辞退が続く可能性があるからだ。
東京五輪ボランティア「足りている」の裏で…アルバイト大量募集の怪  

◆ボランティアの多くは、
組織委のゴーマンな態度に怒りと不満を強めているという。
冒頭の大会ボランティアの女性はこう憤る。
「5月の連休明けに組織委から、
本番時に着用するユニホーム一式を取りに来るようメールがありました。
事前に日時を予約した上で平日の午前10時から夕方の間に、
指定場所に取りに行かなければなりませんでした。
都内在住なので大きな問題はありませんでしたが、
◆知り合いの九州在住のボランティアは静岡まで取りに行かなければならず、断念したといいます。
◆コロナ禍なのだから、せめて遠方の人には郵送するぐらいの配慮があってもいいはずです」

◆ 「ユニホームを取りに来い」◆との“上から目線”には呆れる他ないが、

問題はそれだけじゃない。いざ受け取り会場まで足を運んだはいいものの、
◆大会本番時に必要なADカード(出入証)が読み込めないトラブルや、
◆ワンサイズ小さいシャツを試着させられるハプニングもあったという。
つづく。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6e470f2f0ba2d74ea777f6d1981aae86db163feb