フランスのウェーイ600人以上拘束

【パリ=三井美奈】フランスのダルマナン内相は1日、12月31日から元旦にかけて新型コロナウイルス対策の夜間外出禁止令に違反したとして、全国で662人を身柄拘束したと発表した。
政府は31日の夜から禁止令徹底のため、警察官約13万人を動員。西部レンヌでは、約2500人が集まった違法パーティが摘発された。現在は感染対策で午後8時から午前6時までの
外出は禁じられ、室内の集まりは「6人まで」と定められている。
フランスで新年は、パーティを開いて祝うのが習わし。毎年、パリのシャンゼリゼ通りは祝杯をあげる人でにぎわうが、内相は「パリで禁止令は、おおむね守られていた」と述べた。
31日の政府発表で、新型コロナの1日当たり感染者は1万9千人と高止まりしている。政府は感染が深刻な東部や南部の15県では2日以降、外出禁止時間帯を早めて午後6時からとする方針を示した。
https://www.sankei.com/life/news/210102/lif2101020008-n1.html