>>923
ほうほう・・思わぬところにわが党が絡んでおるようですな。

>日本がワクチン開発で出遅れた理由について国立感染症研究所所長の脇田隆字に問うと、こう答えた。
>「この20年間を振り返れば、新型コロナを含め繰り返し新興・再興感染症が起きているのに警戒感は維持されなかった。
>『日本はなんとかなるだろう』と。でも今回の反省があって変わらなかったら、よほど鈍感ということになる」


>鈍感だったのは誰なのか。09年に新型インフルエンザが流行した際、麻生太郎政権は海外から
>大量のワクチン輸入を進めた。後に余ると、同年8月の総選挙で野党に転じていた自民党議員がこれを批判した。

>翌年6月、専門家による新型インフルエンザ対策総括会議は「ワクチン製造業者を支援し(略)生産体制を強化すべき」
>と結論付けた。インフルエンザワクチンの集団接種がなくなった80年代以降、接種率が低下し、国内の生産力は衰えていたからだ。

>縮小市場に対し、政府の資金的支援が必要だったが実際に行われたことは逆だった。
>脇田が振り返る。「日本にも国立研究機関における基礎研究と民間企業の開発研究を資金的に
>橋渡しする厚生労働省外郭の財団はあった。しかし民主党政権の事業仕分けでやり玉に挙がってしまった。
>米国のような研究開発のサポートの仕組みはその後も不十分だ」

>備えへの投資については、自民党も民主党も真剣さを欠いていた。将来を見据えるどころか、
>その場しのぎのパフォーマンスをしていたのだ。