※効き目のあるワクチンは(免疫が反応するので)しっかりとした副反応が出ます。

コロナワクチン治験、激しい副反応も
それでも接種を勧める参加者
2020 年 12 月 17 日
https://jp.wsj.com/articles/SB10671388092954773957304587163700962631054

元看護師のジョセリン・エドワーズさん(68)は8月、新型コロナウイルス用ワクチンの治験で1回目の接種を受けた時、
米モデルナが開発しているワクチンとプラセボ(偽薬)のどちらを投与されたのかは知らなかった。
だが2回目の接種を受けてから数時間後、それが本物のワクチンだったことを確信した。

「夜中に凍えて目が覚めた」とエドワーズさん。「そのあと24時間、激しい寒気がして、
首や頭にひどい痛みが出て、体中の関節も痛くなった」という。39度まで熱が上がり、あまりに汗をかいたために1キロ以上も体重が落ちたと語った。
翌日に目覚めたときには、体調は元に戻っていた。

モデルナが開発した新型コロナワクチンの第3相臨床試験に参加した3万人の他のボランティアと同様に、エドワーズさんもワクチンを接種されたのか、
あるいはプラセボだったのかは知らされなかった。ただ、試験をした研究者は彼女の症状について、おそらくワクチンに対する強い免疫反応が原因だと告げたという。
エドワーズさんは「36時間ほど本当に苦しい思いをするほうが、コロナ感染症になるよりまし」と語る。

米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会はモデルナが開発したワクチンの安全性と有効性を17日に審査する。
同社が15日に公表したデータでは、予防の有効性は94.1%となっている。

約17%で発熱があったが、プラセボを投与されたグループでは1%未満だった。