GoTo停止で野党ヒアリング 立民・原口氏「菅政権は退陣を」 2020.12.18 12:47

 立憲民主党などの野党は18日、新型コロナウイルスの拡大を受けた
政府の観光支援事業「Go To トラベル」に関する野党合同ヒアリングを国会内で開き、
年末年始の全国での一時停止に伴う対応について政府の担当者から説明を受けた。

 立民の原口一博国対委員長代行は冒頭、
新型コロナの感染拡大を受け、政府が大人数での会食を控えるよう呼びかける中、
菅義偉首相が5人以上の会食に参加したことについて「このリーダー感のなさが
今の事態を招いているのではないか」と批判。「菅政権には一刻も早く退陣してほしい」と述べた。

 ヒアリングでは、全国一斉停止に伴い予約のキャンセルがあった
旅行会社や宿泊施設に対しては支援が決まった一方、
客足が戻らず予約のない事業者や土産品店などは対象外であることを危惧する声があがった。

 また、観光事業者や旅行客に配慮し、停止期間が終わる来年1月11日の後、
事業を再開させるか停止を延長するかの判断を早期に下すべきだとの意見が出た。

 政府の担当者は「問題意識を共有させていただきたい」などと述べた。

ttps://www.sankei.com/politics/news/201218/plt2012180018-n1.html