バイデン氏、国民の結束を演説で訴え−ワクチンと経済支援が緊急課題
Jennifer Epstein 2020年12月15日 7:18 JST

「今は結束と癒やしのため次のページを開く時だ」と訴える予定
「私に投票しなかった人々のためにも懸命に働く」と国民に約束へ

バイデン次期米大統領は、選挙人投票での正式選出後に予定する演説で、激戦となった大統領選の
「次のページを開く」よう国民に呼び掛ける。政権移行チームが公表した演説テキストで明らかになった。

  バイデン氏は14日夕の国民向けの演説で、「われわれ国民は投票した。
われわれの制度への信頼は失われず、われわれの選挙の公正性は引き続き損なわれていない。
そして今は結束と癒やしのため次のページを開く時だ」と訴える。
  バイデン次期大統領はその上で、国民の新型コロナウイルスワクチンの接種と感染拡大制圧に加え、
今苦境にある非常に多くの国民が切に必要とする緊急経済支援を届けることを喫緊の課題として掲げる。

  バイデン氏はまた、大統領選で自分に投票しなかった人々に向け、
「今回の選挙キャンペーンを通じて、私は全ての米国民の大統領になると述べた。
私に投票した人々のためと全く同じように私に投票しなかった人々のためにも懸命に働く」と約束する。
ttps://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-12-14/QLCLAKT0G1KZ01


イラン大統領、米が核合意復帰なら追随する意向−バイデン氏に訴え
Golnar Motevalli、Yasna Haghdoost 2020年12月15日 4:00 JST
ttps://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-12-14/QLC5J5T0G1LQ01

>  ロウハニ大統領は、バイデン氏が「2017年の状況を回復させるなら、われわれもそうする」と言明した。

>  ロウハニ大統領は「過去の過ちを償う」必要が米国にあると主張する一方、
>イランが「補償を要求し始めれば、制裁がより長期化するだけだ」とし、
>制裁がもたらした損害の補償は核合意復活の前提条件とみていないことを示唆した。
>  さらに、米国が制裁を解除し合意に復帰した場合、バイデン氏との会合に前向きなことも表明。
>会合が「今すぐ可能だとすれば、たとえ1時間でも先延ばしはしない」と語った。