田舎飲み屋の相互乗り入れクラスター

また、寒河江市の30代の男性は天童市の飲食店、「パブスナックfan」の従業員で、今月6日からせきなどの症状が出てPCR検査を受けたところ、感染が確認されました。
ほかの従業員にも、かぜのような症状が出ているということで、県は先月21日以降、この店を利用した人に対し、症状がなくても保健所に連絡してほしいと呼びかけています。
三川町と鶴岡市、寒河江市で感染が確認された5人の症状は、いずれも重くないということです。
また、山形市によりますと、山形市の70代の女性は、今月6日に感染の確認が発表された自営業の女性の店の利用客で、PCR検査を行ったところ、感染が確認されました。
また、山形市の60代から70代の男性4人は、感染者の集団=クラスターが発生した山形市七日町の飲食店「はなぶさ」の利用客などで、濃厚接触者としてPCR検査を行ったところ、感染が確認されました。
4人のうち、70代の自営業の男性の1人は、山形市七日町の飲食店、「たから湯」の経営者で、「はなぶさ」の経営者の女性が複数回、店を訪れていたということです。
市は、先月10日以降、「はなぶさ」と「たから湯」を利用した人に対して、症状がなくても保健所に連絡してほしいと呼びかけています。
5人の症状はいずれも重くないか、無症状だということです。
村山地方の医療機関の病床の占有率が上がっていることについて、山形市保健所の加藤丈夫所長は「今はかろうじて対応しているが、これ以上増えていくと大変な状況になってくる。
村山地方の病院や保健所は、休みなく働く状況が続いているため、
これ以上増えないでほしいと願っている」と話していました。
県内で、感染が確認されたのは、あわせて196人になりました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20201209/6020008777.html