大阪府内で救急、病棟閉鎖が続出 新型コロナ重症者の増加で
2020/12/6 15:32 (JST) 12/6 15:47 (JST)updated 一般社団法人共同通信社

 命に関わる重症患者を受け入れる「3次救急」を担う大阪府内の救命救急センターで、
病床やスタッフを新型コロナウイルス対応に振り替えるため、
他の傷病患者向けの病棟を閉鎖する動きが続出している。

 大阪府では確保してある重症用病床206床の使用率は5日現在で64.1%、
実際に使える病床では80.5%に上り、逼迫した状況だ。
大阪市立総合医療センター(同市都島区)では、全国でも珍しい若いがん患者専用の
病棟を一時閉鎖することになり、支援の質の低下が懸念されている。

 大阪赤十字病院(同市天王寺区)でも4月以降、がんの緩和ケア病棟(20床)を閉鎖した。

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