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コロナ交付金で宇宙展示、トイレ改修、鐘… 佐賀県知事に議会で疑問噴出
毎日新聞2020年12月3日 06時30分(最終更新 12月3日 06時30分)

 佐賀県議会11月定例会の一般質問が始まった2日、新型コロナウイルス対策を支援する
国の地方創生臨時交付金の使い道を巡って論戦が交わされた。
登壇した議員からは「なぜこの時期に、この事業なのか」といった厳しい質問が噴出。
説明責任を問われた山口祥義(よしのり)知事は「できる限り県民の納得感を増やして、
オール佐賀で進めたい」と理解を求めた。【竹林静、池田美欧】

 同交付金を活用した県の事業では、
佐賀空港内で利用者が「密」にならず分散するようキッズスペースなどを新設する
「宇宙をテーマにした多目的スペースの整備費」に計2400万円
▽飛沫(ひまつ)防止のため勤労身体障害者教養文化体育館(佐賀市)のトイレを
洋式に改修する事業に約6700万円
▽新型コロナ感染者への差別をなくすために県庁に
「佐賀誓いの鐘」を設置する事業に約780万円――など、使い道が疑問視されている。(以下略)
ttps://mainichi.jp/articles/20201202/k00/00m/040/363000c

> 山口知事は、国の緊急包括支援交付金と地方創生臨時交付金の計約325億円のうち「大半の
>約250億円は医療態勢の整備や医療従事者らの慰労金など医療現場を守るために使った」と強調。
>問題とされる事業については「新しい生活様式を踏まえた経済活動の回復は交付金の一つの
>活用例だ」と前置きし「幅広く活用できる臨時交付金の対象となるものは活用したい」との考えを示した。