「CO2ゼロの鉄しか使いません」 国際企業連合が発足 戸田政考 2020年12月3日 18時00分

 私たちは二酸化炭素(CO2)排出ゼロの鋼材しか使いません――。
英建設大手や豪州の不動産会社などが集まり、発電所やビルなどの建設時に使う鋼材すべてを
2050年までに「CO2)ゼロ」にする宣言をした。「スチールゼロ」と名付けられた国際企業連合で、
英国のNGO「ザ・クライメートグループ」などが1日、立ち上げた。(以下略)
ttps://www.asahi.com/articles/ASND34D6PND1UBQU00B.html

> ただ鉄くずを原料とする電炉方式の鋼材はCO2排出が4分の1程度とされ、
>世界の粗鋼生産の約3割、日本でも約4分の1を占める。
>電炉で製造される鋼材は建築材料向けが多いが、技術が改善されて自動車向けも増えている。
>電炉で使う電力を再生可能エネルギー由来にすれば、「CO2ゼロ」の実現も視野に入ってくる。

> 2050年に温室効果ガス排出を実質ゼロにする目標を掲げる国が増えるなか、
>スチールゼロは「鉄鋼分野の脱炭素化は不可欠」としており、参加企業を増やし、鉄鋼業界の
>脱炭素化を加速させる。参加企業は「50年までにCO2ゼロの鋼材を使う」という宣言をすることになる。
>
> 同様の取り組みでは「RE100」という試みが先行して動いている。
>アップルやグーグルなど260以上の企業が参加。これらの企業は50年までに
>工場や事業所で使う電力をすべて再生可能エネルギーでまかなう目標を掲げている。


ガラスの天井を破ったハリスさん 育んだバークリー 会員記事 2020年12月3日 17時00分
ttps://www.asahi.com/articles/ASND25H1KNCVUBQU008.html

> ハリス氏は私の地元バークリーの出身で年齢も同じ。
>カリフォルニア大バークリー校に通っていた両親の間に生まれた。
>父親はジャマイカ出身の黒人で、今はスタンフォード大名誉教授。
>母親は南インド出身のタミル系で、19歳で生命科学の博士課程に入学。
>その後はがん研究者として活躍したが、2009年に亡くなった。2人は当時大学で盛んだった
>公民権運動の場で出あい、結婚。生まれたハリス氏を乳母車に乗せ、デモに行ったという。